広島県北広島町が脱炭素先行地域に
環境省がすすめる脱炭素先行地域。
全国で約100か所のモデル地域を選定しようとしており、今回が第6回目の選考という終盤戦で、ここ数年支援を続けてきた広島県北広島町が選定されました。
第5回の選考時にはなかなかモデル性が伝わり切らずに残念な結果でしたが、小水力発電にかなり的を絞り、広島県との連携も強化する形で、なんとか評価をいただくことができました。
私が下川町時代にかなり苦労した環境未来都市なんかの時と変わらず、こういったモデル地域ものの応募には相当な労力を割かれます。地域において既存の再エネ取組やFS調査結果が揃っていれば比較的書きやすいとは思いますが、ゼロから組み立てていこうとしたら、それはもう大変です。また、近年の申請では実現可能性や事業採算性が細かくみられていると思います。再エネ導入の規模感やコストの算出はもとより、ステークホルダーとの合意状況も根拠記録が求められるような状況です。
再エネ、新電力、マイクログリッド、蓄電池など各分野において専門家・専門事業者にしっかり伴走してもらい、長期的に一緒につくりあげていくような枠組みが必要ですね。
私も、引き続き北広島町のアドバイザーとして、また一般社団法人北広島町地域エネルギー会社の理事として、一層の関与をしていきたいと思います。
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